羽毛布団は決して安い買い物ではありません。だからこそ、選ぶ際にはいくつかの重要なポイントを押さえておくことが大切です。ここでは、羽毛布団選びで失敗しないための10のポイントをご紹介します。

1. ダウンの種類を知る

羽毛布団に使われるダウンには、大きく分けてグースダウンとダックダウンの2種類があります。一般的にグースダウンの方がダウンボールが大きく、保温力・耐久性に優れています。さらに上位のマザーグースダウンは、最高級の品質を誇ります。

2. 産地による違い

ポーランド、ハンガリー、カナダなど、寒冷地で育った水鳥のダウンは品質が高いとされています。寒い環境で育つことで、より大きく密度の高いダウンボールが形成されるためです。

3. ダウンパワーを確認する

ダウンパワー(dp)は羽毛の膨らみ度合いを数値化したもので、品質の重要な指標です。一般的に400dp以上が良質とされ、当店のClean Cycle Downシリーズは440dp以上を基準としています。

4. 充填量の目安

シングルサイズの場合、冬用本掛けで1.2kg前後が目安です。ただし、ダウンパワーが高ければ少ない充填量でも十分な保温力が得られます。重量だけでなく、ダウンパワーとのバランスで判断しましょう。

5. 側生地の選び方

側生地は布団の肌触りと通気性を左右する重要な要素です。綿100%は肌に優しく吸湿性に優れ、テンセル素材はシルクのような滑らかさが特徴です。ポリエステル混は軽量で手入れが楽ですが、蒸れやすい傾向があります。

6. キルト構造を比較する

立体キルトは羽毛が偏りにくく保温力を均一に保てる構造です。安価な布団に多い平キルトは縫い目部分から熱が逃げやすいため、長く使うなら立体キルトを選びましょう。

7. ダウン率に注目

「ダウン90%、フェザー10%」のように表示されるダウン率。ダウン率が高いほど軽くて暖かい傾向がありますが、フェザーにも布団の形を保つ役割があるため、93%前後がバランスの良い配合とされています。

8. 洗浄品質を確認する

羽毛の洗浄が不十分だと、臭いやアレルギーの原因になります。当店のClean Cycle Down工程では、白州の天然水を使用し、JIS基準の2倍以上の清浄度を実現しています。

9. 信頼できるブランドを選ぶ

品質表示が曖昧な製品は避けましょう。日本羽毛製品協同組合のゴールドラベルや、RDS(Responsible Down Standard)認証は品質の信頼性を示す指標です。

10. 実際に触れて確かめる

可能であれば、実店舗で実際に触れて膨らみや重さ、肌触りを確認することをおすすめします。表参道布団店のショールームでは、すべての商品を実際にお試しいただけます。

良い羽毛布団は、正しく手入れすれば10年以上使えます。初期投資は高くても、長い目で見れば最もコストパフォーマンスの高い寝具です。
冬の布団選びガイド
冬の布団選びガイド
最適な掛け布団の選び方
最適な掛け布団の選び方
品質の高いダウンとは
品質の高いダウンとは